「交渉の記録 歴史に残す」
受賞スピーチ
北海道新聞社・渡辺玲男氏が10月18日、新聞協会賞贈賞式で受賞スピーチをしました。「安倍元首相の辞任をきっかけに、安倍政権が北方領土を巡りロシア側とどのような交渉をしていたか歴史に記録として残さなければならないとの思いがあった。ロシア軍のウクライナ侵攻や安倍氏の死去などを受けて北方領土交渉が完全に途絶えたことで、日露関係の報道が減ってしまうかもしれない。隣接する地域の地元紙として引き続き報道していく」と語りました。
<受賞者>

渡辺玲男(わたなべ・れお)氏
北海道新聞社
編集局東京報道センター部次長
「安倍政権の日ロ交渉を追った長期連載『消えた〈四島返還〉』を柱とする『#北方領土考』キャンペーン」の取材班代表として、2022年度新聞協会賞を受賞。
(2022年11月11日)