記者が語る

「一人一人の生きた証刻む」

新聞協会賞受賞スピーチ

中国新聞社・金崎由美氏

中国新聞社・金崎由美氏が11月26日、新聞協会賞贈賞式で受賞スピーチをしました。「広島原爆の犠牲者数はいまだ正確に分かっていない。被爆者や遺族の手記を読み込み、端緒を探る取材は、素手で地面を掘り起こすような地道なものだった。高齢となった戦争体験者の肉声を聞ける時間が限られている焦りもある。ささやかな取材の積み重ねが事実を掘り起こし、一人一人の生きた証を刻むことにつながる」と語りました。

<受賞者>

金崎由美(かなざき・ゆみ)氏

中国新聞社
編集局報道センターヒロシマ平和メディアセンター長
「ヒロシマの空白 被爆75年」「ヒロシマの空白 被爆75年 街並み再現」の取材班代表として、2020年度新聞協会賞を受賞。

(2020年12月15日)