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大阪北部地震 毎日、産経でCTPに被害 通行止めで各紙店着遅れる

 6月18日午前7時58分ごろ、大阪府北部を震源とする震度6弱の地震が発生した。震源に近い摂津市の毎日、産経の新聞印刷工場では、CTPが使えなくなる被害が出た。両紙とも18日付夕刊の印刷を他工場に振り替えた。高速道路が通行止めになるなど交通事情の悪化を踏まえ、各紙は降版時間の繰り上げ、遅版地域の早版への切り替え、輸送便の分散などの対応を取った。同日付夕刊の店着や配達に遅れが出た。

 朝日大阪は18日付夕刊と、一部地域の19日付朝刊で降版時間を繰り上げた。店着は夕刊の3版帯などで60分以上遅れた。

 毎日大阪は高速オフセット摂津工場(大阪府摂津市)で一時、CTPが不調となった。18日付夕刊の印刷を毎日新聞大阪センター(大阪市)に振り替えた。CTPはその後復旧し、19日付朝刊は通常通り印刷した。18日付夕刊の降版時間は60分、19日付朝刊は15~20分繰り上げた。

 一般道が渋滞し工場まで到着できないトラックが出たため、複数のコース分を1台に集約し輸送した。兵庫、京都方面や大阪府北部は渋滞や印刷振り替えなどの影響で18日付夕刊の店着が30~60分遅れた。被災地の一部では最大161分遅れた。

 読売大阪は18日付夕刊の降版時間を繰り上げた。道路事情で店着が遅れた地域もあった。一部地域で配達に遅れが出た。

 産経大阪は産経新聞印刷北摂センター(大阪府摂津市)のCTP3台が一時故障。このため18日付夕刊は大淀センター(大阪市)と美原センター(堺市)で印刷した。降版時間は最大45分繰り上げた。

 印刷の振り替えにより輸送経路を変更した。高速道路通行止めの影響もあり、夕刊の店着が最大120分遅れた。

 大阪に拠点がある全国各紙は、販売所スタッフが避難所に無償で新聞を届けた。

 京都の久御山工場(京都府久御山町)では立体紙庫が揺れを感知し一時止まった。紙面製作への影響はなかった。18日付夕刊の降版時間を早版は30分、遅版は20分それぞれ繰り上げた。

 丹後、中丹地域への早版は、渋滞の影響を考慮しトラックを2台増やし4台で輸送した。店着に遅れは出なかったという。

 神戸は18日付夕刊遅版の降版時間を20分繰り上げた。震源に近い地域は遅版のエリアだったが、この日は早版を届けた。10~15店舗で店着が60~90分遅れたという。

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