1. 日本新聞協会トップページ
  2. すべてのヘッドライン
  3. 情報公開請求者漏えい 総務省に「朝日から」 金融庁

情報公開請求者漏えい 総務省に「朝日から」 金融庁

 野田聖子総務相は7月24日の記者会見で、朝日新聞記者が金融庁に出した野田氏の事務所に関する情報公開請求について、同庁から内容や請求者の情報を開示決定前に伝えられたことを明らかにした。この情報を記者との懇談の場で話したことも認めた。「慎重さを欠いた」と陳謝した。

 請求があったのは金融庁と野田氏の事務所関係者との1月末の面会記録。朝日の7月25日付朝刊によると、5月2日に記者が名刺を添えて申請し、同31日付で開示決定通知が出た。

 野田氏は会見で、総務省の担当者が5月23日に金融庁から請求に関する資料の提供を受けたと説明した。請求者の情報は伏せられていたものの、口頭で朝日だと告げられていた。野田氏も同日中に総務省の担当者から口頭で伝えられたという。この内容を記者との懇親会で話題にした。

 情報公開制度の所管大臣でもある野田氏は、請求者の情報が漏えいしたことは「開示請求の萎縮や制度の信頼低下につながる恐れがあり好ましくない」と述べた。情報を把握した時点で「金融庁に対し注意喚起などの対応をとるべきだった」と話した。

ページの先頭へ