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理科も閲読と学力相関 学力テスト 記述問題の正答率低調

 文部科学省は7月31日、2018年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の分析結果を公表した。3年ぶりに実施した理科を含む全教科で、新聞をよく読む層ほど平均正答率が高かった。一方、新聞を「読まない」と答えた小学生は前年比(以下同)1.3ポイント増の60.7%、中学生は1.0ポイント増の70.1%に上った。国語や算数・数学と同様、理科でも記述問題の正答率が低い。

 調査は小学6年と中学3年が対象。国語と算数・数学については知識の定着度を測るA問題、応用力をみるB問題をそれぞれ出題した。

 新聞を読む層と読まない層の正答率の差は、小6が算数のB問題、中3では数学のB問題が最も大きい。小6は毎日読む層の正答率が62.3%、読まないグループは48.7%。中3は毎日読む層の正答率が56.5%、読まない層は45.8%だった。新聞を毎日読む小学生は7.5%、中学生は5.0%。いずれも0.5ポイント減だった。

 理科の調査は3年ぶり3回目。実験結果から読み取れることを書き出す記述問題の正答率が低かった。小6理科では、食塩水を蒸発させた実験結果のグラフから「食塩水の食塩は、蒸発しない」などと正しく書けた児童は36.0%だった。

 分析結果を秋からの指導に生かせるよう、文科省は今年度から公表を1か月早めた。

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