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女性記者、初の2割超え 新聞・通信社 従業員総数は1.7%減 新聞協会調べ

 新聞協会経営業務部はこのほど、2018年「従業員数・労務構成調査」の結果を発表した。新聞・通信社の女性記者の割合は20.2%で、初めて2割に達した。従業員総数に占める新規採用者の割合は3.0%。7年続けて増加した。3%を超えたのは13年ぶり。

 98社(法人ベース)が4月1日現在の従業員数について回答した。従業員には社員、嘱託、出向、休職者などを含む。役員は別途集計した。

 【従業員総数】97社の回答に、経営業務部が確認した1社分を加えた。従業員総数は前年比(以下同)1.7%減の4万1509人だった。最も多かった1992年(6万7356人、108社の合計)と比べると38%減っている。

 女性従業員は1.6%増の7692人だった。男女比は男性81.5%、女性18.5%。

 【部門別従業員数・構成】97社が回答した。「編集」が最も多く2万1483人。構成比は51.8%(0.2ポイント増)。このうち記者は3.1%減の1万8734人だった。女性記者は1.0%増の3781人。女性の割合は20.2%となった。

 編集以外の部門の構成比は「営業」が15.4%(0.2ポイント減)、「統括・管理」が8.5%(0.1ポイント増)、「製作・印刷・発送」は8.0%(増減無し)、「電子メディア」は3.4%(同)、「出版・事業」が3.2%(同)、「その他」は9.7%(0.2ポイント減)だった。

 【年齢別構成】93社が回答した。最も多いのは「50~54歳」の7353人で全体の17.9%を占める。

 29歳以下(構成比11.4%)は0.3ポイント増。3年続けて増えた。30代(同19.1%)は1.3ポイント減だった。この10年間減少が続いている。

 【管理職数・構成】92社が回答した。管理的職業従事者は7868人。このうち6.6%の518人が女性だった。

 デスクやキャップなど社内で指導・教育的立場にある従業員を含む「広義の管理職」(1万4647人)のうち女性は7.8%の1146人だった。女性管理職の割合は、調査項目に加えた14年から2.1ポイント増えた。

 【役員数・構成】回答は93社。会社法上の役員は768人で、このうち女性は26人だった。執行役員を含む「広義の役員」(964人)のうち35人が女性で、割合は0.4ポイント増の3.6%だった。

年間採用率 13年ぶり3%台に

 【採用・退職状況】17年4月2日から1年間に新規採用したのは、回答94社のうち86社。採用人数は1236人で、4年続けて千人を超えた。内訳は男性672人(構成比54.4%)、女性564人(同45.6%)。部門別では編集が779人で、全体の63.0%を占める。

 年間採用率(従業員総数に占める新規採用者の割合)は0.2ポイント増の3.0%となった。

 回答93社の17年4月1日から1年間の退職者数(定年後再雇用者を除く)は1511人。男性1219人(構成比80.7%)、女性292人(同19.3%)だった。年間退職率(在籍従業員数に対する退職者数の割合)は0.2ポイント減の3.7%。4年ぶりに減少した。

 【定年後再雇用者数】回答92社のうち78社が定年退職者を再雇用している。計2296人で、内訳は男性2164人(構成比94.3%)、女性132人(同5.7%)。17年4月2日からの1年間で536人を再雇用した。

 【障害者雇用数】回答92社中75社が障害者を雇用。総数は643人。障害者雇用促進法に基づき重度障害者を2人、週20時間以上30時間未満の短期労働者を0.5人とした算定人数は873.5人だった。

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