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中国、産経記者の取材拒否 在北京記者会はボイコット 王毅外相と秋葉次官会談

 8月29日に北京で開かれた中国・王毅国務委員兼外相と秋葉剛男外務事務次官の会談で、中国当局が産経新聞記者の冒頭取材への出席を拒否したことが分かった。記者は北京駐在の日本の新聞・通信社で作る「日本人記者会」の代表取材者の1人だった。記者会は中国側の決定は受け入れられないとして、代表者全員が取材を取りやめた。

 8月30日付の産経朝刊によると、記者会が28日に産経記者を含む代表取材者の構成を中国側に伝えたところ「外務省の方針に基づき産経記者は認められない」と日本大使館を通じて回答があった。協議の結果、記者会は「特定のメディアを対象に取材の機会を奪うことは看過できない」として、全社が取材しなかったという。

 秋葉氏は29日、中国の楽玉成筆頭外務次官との会談の場で「こういうことが二度と起こらないようにしてほしい」と口頭で抗議した。

 産経は「合法的な取材活動に対する不当な妨害だ」として中国外務省に抗議文を提出した。井口文彦執行役員東京編集局長は「特定メディアの排除を求める中国当局の対応は、決して承服できるものではない」などとするコメントを出した。

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