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《JANPS2018》AIで組み版、情報探知、完全無処理刷版に注目

 第23回新聞製作技術展(JANPS2018)が11月28日から3日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれる。新聞製作技術懇話会(CONPT)会員の33社に加え、非加盟の15社が出展する。上流では人工知能(AI)による自動組み版システムや情報探知システムに注目が集まる。下流では、環境に配慮した完全無処理刷版などが展示される。新聞2社と新聞協会もブースを出す。

 富士通は記事の要約や見出しを自動で作るAIや、過去に読み込んだレイアウトを基に紙面を自動で組み上げる「ナレッジ組み版」などを紹介する。

 CONPT非加盟のJX通信とSpectee(スペクティ)は災害や事件に関するSNS上の情報をAIが探知して配信する速報システムを紹介する。JX通信の「FASTALERT」はNHKや民放キー局が導入した。スペクティ社のシステムは報道機関を中心に約150社が採用している。

 方正はまとめサイトなどで記事が不正に使われていないか見張るAI「コンテンツ不正使用監視サービス」を紹介する。新聞社の権利を守り、収益改善を図るためのシステムとして開発された。

 下流では4×1輪転機に対応した技術の開発が進む。富士フイルムグローバルグラフィックシステムズは新たな完全無処理刷版を紹介。紙面の隅のかすれなどが起こりにくく、刷版を重ねる際に紙を挟む必要がない。処理に薬品や水も要らず、メンテナンスの手間や経費の軽減が期待できる。

 東京機械製作所は4×1輪転機「COLOR TOP ECOWIDE Ⅱ」の実機を展示する。媒体の切り替え時間を短縮する時短モードなどを新たに加えた。JANPSでの実機展示は12年以来。

 新聞社では、朝日が今年度新聞協会賞を受賞したデジタル指標分析ツール「Hotaru」を紹介する。日経はグラフや図を自動作成する「日経チャートビルダー」などを展示する。

 JANPSは新聞協会主催。CONPTが協賛している。

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