伝える・問う・動かす
社会の動きをいち早く伝えるため、ものごとの核心に迫るため、記者は日々、取材に駆け回っています。
あらゆる現場を踏み、さまざまな人に話を聞き、入手できる限りの資料を読み込みます。
小さな変化を見逃すまいとして、常に目を凝らしています。
歴史的瞬間を伝える一報、公的機関や企業が隠してきた事実の追及、社会の中で孤立し、苦しむ人への支援を促すキャンペーン
――日々の取材の積み重ねの中から、時に社会を揺るがし、人々の意識を変え、世の中を動かす報道が生まれます。
日本新聞協会は、こうした報道を手掛けた記者に「新聞協会賞」を贈っています。
ここで紹介するのは、新聞協会賞を受賞した記者によるリポートやスピーチなどです。
記者たちは記事に込めた思い、「ジャーナリズムの力」を語っています。
日本新聞協会
記者が語る
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ニュース部門
「遺族の思い踏みにじる事態 看過できず」
新聞協会賞受賞スピーチNHK
報道局社会部副部長木村真也氏
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ニュース部門
「要因見つめ、読者の疑問に応える」
新聞協会賞受賞スピーチ神戸新聞社
編集局報道部井上駿氏
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写真・映像部門
「知られていないものを伝えたい」
新聞協会賞受賞スピーチフジテレビジョン
ニュース総局報道局報道センター報道番組部長佐野純氏
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写真・映像部門
「首里城再建の過程 記録に刻む」
新聞協会賞受賞スピーチ沖縄タイムス社
編集局デジタル報道本部写真部長崎浜秀也氏
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企画部門
「国籍問わず一人も取り残さない環境を」
新聞協会賞受賞スピーチ毎日新聞東京本社
人事部(前・編集編成局社会部)奥山はるな氏
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企画部門
「一人一人の生きた証刻む」
新聞協会賞受賞スピーチ中国新聞社
編集局報道センターヒロシマ平和メディアセンター長金崎由美氏
取材を振り返る〖寄稿〗
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ニュース部門
粘り強くタブーに迫る【寄稿】
NHK
報道局社会部副部長木村真也氏
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ニュース部門
掘り下げともに考える【寄稿】
神戸新聞社
編集局報道部井上駿氏
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写真・映像部門
治療最前線を迫真の映像で【寄稿】
フジテレビジョン
ニュース総局報道局報道センター報道番組部長佐野純氏
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写真・映像部門
衝撃の現場写した「鳥の目」【寄稿】
沖縄タイムス社
編集局デジタル報道本部写真部長崎浜秀也氏
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企画部門
就学不明児の実態を明らかに【寄稿】
毎日新聞東京本社
人事部(前・編集編成局社会部)奥山はるな氏
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企画部門
未解明の原爆犠牲者を追う【寄稿】
中国新聞社
編集局報道センターヒロシマ平和メディアセンター長金崎由美氏
受賞作品紹介
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ニュース部門
戦没者遺骨収集事業のずさんな実態暴く
NHK
「遺骨問題」取材班
(代表)報道局社会部副部長木村真也氏
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ニュース部門
教員間のいじめ問題 多角的に検証
神戸新聞社
学校再生取材班
(代表)編集局報道部井上駿氏
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写真・映像部門
コロナ重症病棟の緊迫感伝える
フジテレビジョン
ニュース総局報道局報道センター報道番組部
(代表)ニュース総局報道局報道センター報道番組部長佐野純氏
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写真・映像部門
首里城消失 決定的瞬間捉える
沖縄タイムス社
編集局写真部
(代表)編集局デジタル報道本部写真部長崎浜秀也氏
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企画部門
教育を受ける権利 拡充訴える
毎日新聞東京本社
「にほんでいきる」取材班
(代表)人事部(前編集編成局社会部)奥山はるな氏
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企画部門
資料と証言で被爆の実態あぶり出す
中国新聞社
「ヒロシマの空白」取材班
(代表)編集局報道センターヒロシマ平和メディアセンター長金崎由美氏