2004年度 新聞広告クリエーティブコンテスト

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入選作品

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[略号凡例]
CD:クリエーティブディレクション・AD:アートディレクション・C:コピー ・D:デザイン ・Ph:フォト
最優秀賞

「新聞広告だってモノを言おうぜ」
三浦樹人さん(みうら・たつと、多摩美術大学)

優秀賞

「経済指標」
代表・橋口幸生さん(はしぐち・ゆきお、電通)
C:橋口幸生さん
AD:堀籠正樹さん

デザイン賞

「見て楽しい読んで楽しい新聞広告の広告」
代表・湯浅英太郎さん(ゆあさ・えいたろう、博報堂)
CD・C:湯浅英太郎さん
AD・D・I:寄藤文平さん

コピー賞

「サンタフェ」
代表・郡正志さん(こおり・まさし、グレイワールドワイド)

CD・AD:郡正志さん
C:池本孝慈さん
Ph:松井聡美さん
学生賞

「タコな広告はいい広告。」
大八木祥平さん(おおやぎ・しょうへい、創造社デザイン専門学校)

審査講評

審査委員
前田 知巳氏
 最優秀賞はすんなり決まった。ジャーナリスティックという新聞広告の特性をうまくアピールしているだけではなく、新聞広告そのものに活を入れるという語りかけ方自体が、何より新鮮だった。新鮮ということでは、普段見慣れた経済指標欄を逆手に取った優秀賞受賞作もそうだし、新聞広告を「面積」でとらえたデザイン賞受賞作もそうだ。コピー賞の「サンタフェ」はかつての話題作をうまく利用し、学生賞の「タコ」は計算された乱暴さで目をひきつけた。おのおのの受賞作に共通するのは「風通しのいい感じ」とでも言おうか。作り手が「今」を見ながら気持ちよく表現を考えている姿勢は、不思議と受け手にまで気持ちよく伝わるものなのだ。さて、来年はどんな「今」が見られるだろうか。