新聞オーディエンス調査365

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 「新聞オーディエンス調査365」は、月1回以上新聞を読んでいる人を対象に、普段と比べてメディアによく接したかどうかを尋ねる調査です。2017年10月1日から19年9月までの2年間実施していったん終了し、20年6月から再開しました。
 新聞、テレビ、インターネットのメディア別に、当該月の回答平均と比較したデーリーの接触状況を把握します。事件や事故、政治・経済の状況に加え、大型イベントや正月など消費行動にもつながる各種タイミングでのメディア接触、季節変動などを観測していきます。18歳以上69歳以下の計300人を対象に調査を行い、1か月ごとのトピックスを毎月下旬に発表します。
 これまでの調査結果は、こちらをご覧ください。


東日本大震災から14年の記事に高い関心
「新聞オーディエンス調査365」25年3月度調査結果を発表


 日本新聞協会広告委員会は4月28日、ウェブ調査「新聞オーディエンス調査365」の2025年3月度調査結果を発表しました。
 この調査は、新聞などメディアへの毎日の接触状況の変化と関心を集めたニュースについて分析しています。あわせて印象に残った新聞広告を、選択式ではなく自由に回答してもらう純粋想起で毎日尋ね、上位に挙げられた広告を紙面ビジュアルとともに紹介しています。全国の18歳以上69歳以下の300人を対象に、新聞、テレビ、インターネットのメディア別に調べ、月ごとにデーリーの接触傾向を発表しています。
 この調査では、紙の新聞だけでなく、電子版、オンライン版、ニュースサイトなど新聞社が発信する情報を含めて「新聞」と集計しています。なお、テレビ、インターネットについても同様の集計です。

◇紙面で被災地に思い寄せる

 新聞や新聞社が発信する情報への接触が最も高まったのは、以下の3日でした。
 ①3月11日(東日本大震災14年)
 

東日本大震災の発生から14年を迎え、被災地の現状や行方不明者・避難者数、インタビューで当時を振り返る記事などを読んだという声が多く寄せられました。原子力発電所のあり方を考え、被災地へ思いを寄せる読者もいました。
 ②3月16日(大リーグ東京ラウンド)
 
前日15日に大谷翔平選手が所属する米大リーグ・ドジャースが巨人と対戦。大谷選手の凱旋本塁打が読者の目を引きました。
 ③3月1日(米ウ両大統領が会談で口論)
 
前日28日に起きた米トランプ大統領とウクライナ・ゼレンスキー大統領の会談での口論に驚く読者が多くいました。

◇企業姿勢や節目の広告に注目

 この調査では、「印象に残った新聞広告」を尋ねています。年度の節目に、生活を振り返るきっかけとなる企業メッセージに高い関心が寄せられました。特に、以下の広告を純粋想起で挙げる読者が多くいました。

 
・「みんなで災害に備える日本へ。 ―もし、大地震が来たら・・・」(公益社団法人日本財団/11日)
 
・「おいしい記憶をつくりたい。」(キッコーマン株式会社/16日)
 
・「親子で解こう。フードロスラドリル」(味の素株式会社/24日)
 
・「TAKANAWA GATEWAY CITY まちびらき篇(2025.3月)/グラフィック」(東日本旅客鉄道株式会社/27日)



◇2025年3月のメディア別接触傾向

①3月11日(東日本大震災14年)
②3月16日(大リーグ東京ラウンド)
③3月1日(米ウ両大統領が会談で口論)



◆日本新聞協会について

新聞・通信・放送119社で構成する一般社団法人。会長は中村史郎(なかむら・しろう/朝日新聞社代表取締役会長)。

◆日本新聞協会広告委員会について

日本新聞協会会員新聞社の広告・営業局長63社63人で構成。委員長は隅浩一郎(すみ・こういちろう/日本経済新聞社常務執行役員メディアビジネス担当)。

◆新聞オーディエンス調査365について

月1回以上新聞を読んでいる18歳以上69歳以下の計300人を対象に、普段と比べてメディアによく接したかどうかを毎日尋ねるウェブ調査です。毎月のトピックスを翌月下旬に発表しています。2017年10月1日から19年9月30日まで実施し、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うメディア接触状況の変化を調べるため、20年6月より調査を再開しました。新聞、テレビ、インターネットのメディア別に、当該月平均と比較したデーリーの接触状況を公表します。事件や事故、政治・経済の状況に加え、大きなイベントや正月など消費行動にもつながる各種タイミングでのメディア接触、季節変動などを観測します。

〈この件に関する問い合わせ先〉

日本新聞協会 広告部広告担当
メール:koukoku@pressnet.or.jp

以  上