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デジタル送稿における新聞社でのトラブル事例

オーバープリント

【問題点】
オーバープリント機能を使用したところ、広告作成時と異なる絵柄の掲載結果となった。

【一般的な対応】
デザインソフトのバージョンや新聞社のRIPの設定によってノセ・ヌキの結果がデザイン時と異なる場合があるので、事前の確認をお願いします。

UCR

【問題点】
広告絵柄が全体的に黒っぽくなって掲載され、対向面にセットオフ

【一般的な対応】
4色の総インキ量が高く設定されていたが、新聞印刷では240%程度に抑えてください。総インキ量については、新聞社によって設定が異なりますので、詳しくは各社の入稿マニュアルをご参照ください。

ファイル名

【問題点】
記録媒体中に部品素材や不要データのファイルが混在していて、目的の広告データがどれなのか判別が困難である。

【一般的な対応】
掲載広告の画像データのファイル名を媒体ラベルや入稿指示書などに明記してください。また、原稿の素材については、事前確認してください。

不要オブジェクト

【問題点】
掲載広告画像にトンボ、色玉、掲載希望日などが画像データとして混入している。

【一般的な対応】
掲載絵柄以外の不要なデータを含めないようにしてください。

EPS保存

【問題点】
広告絵柄中に使用しているリンクさせた素材画像が掲載絵柄から抜けてしまう。

【一般的な対応】
EPS保存の際に「配置画像を含む」にチェックを入れてください。

余白付き絵柄

【問題点】
絵柄の周りに余白があって囲み罫(けい)がない広告なので、掲載絵柄の範囲がどこまでなのか分からない。

【一般的な対応】
各新聞社で決めている広告画像範囲を示す示し方(バウンディングボックス、オブジェクト、カギトンボなど)で広告画像の有効範囲を示してください。

ドットゲイン

【問題点】
広告絵柄がデザイン時より暗い調子となって掲載された。

【一般的な対応】
一般商業印刷よりもドットゲインが大きいことを考慮して入稿データを作成してください。

モノクロ2階調データ

【問題点】
モノクロ制作したロゴやQRコードなどの2階調画像の画質が鮮明にならない。

【一般的な対応】
各新聞社が定めている出力解像度に合わせてください。

ウイルスチェック

【問題点】
入稿された広告画像データにウイルスが感染していた。

【一般的な対応】
最新のウイルスチェックをかけた広告原稿データを入稿してください。

クォークエクスプレス

【問題点】
クォークエクスプレス制作のEPSデータでバウンディングボックスが小さすぎて、RIP処理の時に画像の一部が欠落した。

【一般的な対応】
クォークエクスプレスでは書類設定をバウンディングボックスとして使用するため、周りを0.数ミリ空けてください。

保存形式

【問題点】
ファイル形式が合わなくてRIP処理ができない。

【一般的な対応】
各新聞社の入稿規則に定められた保存形式で入稿してください。(EPS・PDF・TIFF など保存形式に合った拡張子を付けてください)

文字化け

【問題点】
広告絵柄中の文字書体が斜体文字となってしまった。

【一般的な対応】
入稿規則に示されている文字種類以外の書体を使用する場合はアウトライン化をお願いします。

カラーモード

【問題点】
RGB形式のカラー画像が配置されていて所定の色調にならない。

【一般的な対応】
カラー画像データの形式はCMYK形式としてください。

プロファイル

【問題点】
広告カラー画像にプロファイルデータが埋め込まれていて所定の色調にならない。

【一般的な対応】
独自のプロファイルは埋め込まずに入稿してください。

ハーフトーンスクリーン

【問題点】
指定したハーフトーンスクリーンが反映されない。

【一般的な対応】
画像を埋め込まず、リンクで配置する。新聞社のRIPがハーフトーンスクリーンを反映できない場合は、モノクロ2階調を使用してください。