DTPソフトで画像を扱う際、ロゴのような白か黒かの線画として扱う2値方式と、白から黒へ変化する階調(16階調など)で扱う多値方式がある。
Windowsが標準で採用しているビットマップ形式の画像フォーマット。
スキャナーで画像を読み取る時や、プロッターに出力する際の1インチ当たりのドットの数を表す解像度の単位。
1インチ当たりの走査線の本数。スキャナーなどの解像度を表すのに使う。印刷などで、中間調を複数の点の集まりで表す場合の実質的な解像度。スクリーントーン線数。
Pixelはコンピューターで画像を扱う際の最小単位。画素。これが1インチあたり何個並んでいるかをあらわす単位。スキャナ入力時などはdpiと同義。インクジェットプリンタやレーザプリンタなど一つの画素を複数のドットで構成する場合は値が異なる。(16ドットで1ピクセルを表現している場合、dpiの値はppiの値の4倍となる。)
正確な角度とハーフトーンスクリーン線数を、特定の高解像度出力機に反映できるフォトショップの設定項目。
ピクセルデータにおいてエッジに発生するジャギーを軽減するため、エッジと背景を融合して滑らかにする処理機能。
液状のインキを噴出させる方式のプリンターで、比較的安価で、高精細な印刷結果が得られることから一般家庭に広く普及している。新聞社では、ハイエンドDDCPの代わりに大判インクジェットプリンターを、カラーマネジメント用プルーフに使用する例が多い。
CMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)のプロセスカラーインキではなく、あらかじめ混合されたインキのこと。新聞広告では単色と呼ばれる。イラストレーターでは大日本インキ化学工業、PANTONE、東洋インキ製造などのメーカーのカスタムカラーインキをスウォッチで配色できるが、新聞広告ではサカタインクスの単色インキが代表的である。
ディスプレーに表示されている画面をそのままの状態で保存すること(画像キャプチャー)。または、動画をデータ化して保存すること(動画キャプチャー)。
広告会社が新聞社へ送稿できる状態になった最終データ。
dpiで表現されるデジタル画像のきめ細かさのこと。
単位長(インチが使われる事が多い)あたりに画素、走査線が何個並んでいるかを現す数値。1インチあたりに何個の画素が並んでいるかを表す時の解像度の単位はdpi(dot per inch)。
OSや他のアプリケーションで表示するために、実画像とは別に内包している小さな画像のこと。プレビューと同義。
ビットマップ画像において、解像度不足の時に見える輪郭のギザギザのこと。
1インチ当たりの網点の数のこと。80線、100線、150線などで表す。スクリーン線数が大きいほど網点は密になる。
新聞印刷用に出力する解像度は線数(lpi=Line per Inch)で表現する。新聞業界では681lpi・909lpi・1200lpiなどを使用する事が多い、数が大きければ滑らかな画像を形成でき、品質再現が高くなる。しかし、解像度が2倍になると非圧縮時のデータ量はその2乗の4倍となり、扱うデータ量が大きくなるので、コンピューターやトラフィックへの負担は増加する。
レイアウトデータのアタリ画像を実画像データに張り替えたデータ。
カラーモードの一種で、通常はブラックとカスタムインキを等量使用する画像を作成する。フォトショップでは4色まで掛け合わせたダブルトーンを作成することができる。新聞広告では単色広告での使用が想定されるが、新聞社の単色広告の色版はCMYKモードのC版に割り当てるよう規定している社が多く、ダブルトーンの使用は注意が必要。
最初から設定されている値。もしくは、ユーザーが任意に初期値として設定した値。最も多用される標準値を設定する場合が多い。
フォトショップで画像と出力結果の間に生じるドットゲインを補正するための設定項目。
新聞業界ではカスタムカラーのことを指す。モノクロ広告のことではない。
スキャナーで画像を読み取る際に設定するデジタル画像のきめ細かさの度合い。dpiで表現される。通常、出力線数の2倍の値を設定する
スクリーン線数・角度・形状の情報のこと。フォトショップでは画像ごとに値を設定できる。出力側はこの設定を使うかどうか選択できる。
パソコン上の画面では、文字を点の集合として表現する。この点の集合をビットマップという。このビットマップで表現した文字(フォント)は目的の解像度より高い解像度(拡大)で表現すると文字のギザギザが目立つ。また低い解像度(縮小)では、文字がつぶれる。
入稿のトラブルを未然に防ぐため、送稿前にデータをチェックする機能。カラーモード、フォントの有無、画像のフォーマット・解像度などをチェックする。
OSや他のアプリケーションで表示するために、実画像とは別に内包している小さな表示画像のこと。サムネール画像と同義。
ベクトルは画像を点と点を結んだ線で表現するのに対し、ピクセルは点の集合体として表現する。ベクトル画像は解像度に左右されないため、サイズを拡大・縮小しても画質が劣化することはない。フォントもベクトル画像。ピクセル画像はビットマップ画像とも言われ、モニター解像度や出力解像度など使用目的にあわせた解像度でピクセル数を作成しないと画像が劣化する。
画像データにソースカラープロファイルを含めてプリンター側でカラーマネジメントを行う仕組み。出力機によって再現される色が異なるためトラブルが発生しやすい。
画像イメージなどを加工する際、縦と横を違う倍数で拡大縮小することを偏倍という。原図に対して縦長になったり、横長になったりする。
光の干渉縞(じま)のことで、規則正しい模様を重ね合わせた時に画素が干渉して起こる縞模様のこと。スキャナー入力時、モニター上、印刷時など様々な場面で起こる。一度網点化されたものをスキャンして素材として印刷すると、モアレが発生しやすい。
白と黒のいずれかを画像内のピクセルに割り当てるカラーモード。1ビットとも言われる。モノクロのロゴマークやQRコードなどの画像を扱うのに適している。
ビットマップやアウトラインフォントを画像データ化(ラスター化)すること。これにより、文字情報データやベクトルオブジェクトが画像データになる。
アタリ画像データを用いて、文字の割り付け、色の設定などのレイアウト作業がすべて済んだ状態のデータ。