2014年「地域貢献賞」

東海地震に備え店舗で毎年住民と防災訓練 飯田市と結んだ避難者支援協定に基づいて

受賞者=信毎販売株式会社代表取締役社長 樋口仁

信濃毎日新聞の販売会社である信毎販売は2007年、長野県飯田市内の民間企業として初めて同市と防災協定を締結しました。以来、同社飯田支店を拠点として、地元自治会と防災訓練を実施しています。
支店の新築に伴い協定を結んだことから、地域の避難所として社屋の機能を充実させました。食糧や毛布などを置く防災倉庫だけでなく、シャワー室なども備えています。ここを拠点に自治会と防災訓練を繰り返しており、その内容は炊き出し訓練からAED(自動体外式除細動器)講習まで幅広く、年々レベルアップしています。10年には本店と塩尻市が防災協定を締結し、樋口仁社長が中心となって取り組みの拡充に努めています。
緊急時の避難所として、地元住民が支店に寄せる信頼は厚く、防災上、地域になくてはならない存在となっています。

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