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2022年「地域貢献賞」

7年目を迎えた、小中学生の国語力向上のための、教育委員会と連携した「新聞の日」の実践

読売センター横手 所長 福井淳

  • 実施期間:2016年~
  • 実施地域:秋田県横手市
  • 活動概要:

読売センター横手の福井淳所長は、秋田県横手市教育委員会が2016年度から学期中の毎月第3金曜日に設けた「横手市新聞の日」の教材として新聞を提供しており、22年度は市内20の小・中学校へ児童・生徒5500人分となっている。
15年に同県出身の読売新聞社・橋本五郎特別編集委員による「中学生のための新聞講座」の実施をきっかけに、同市教育委員会の伊藤孝俊教育長から、授業教材として生徒1人につき新聞1紙を使いたいとの要望が寄せられた。これを受け、無購読者対策として、小・中学生に新聞を読む習慣を身に付けさせ、学校教育を通して「読み」「書き」の能力を養うことを目的に、16年4月から年8回の新聞提供を開始した。新聞を毎週活用している小学校には、お礼として図書を寄贈している。
活動は22年で7年目に入り、各校では学年に応じて読売新聞、読売KODOMO新聞、読売中高生新聞を活用している。児童・生徒たちが記事を選び、意見、感想を述べる授業のほか、壁新聞の制作や感想文コンクールなどを通して、国語力を身に着けるのに大いに役立っていると教育現場からの評価は高い。18年4月からは美郷町、20年5月からは大仙市にも「新聞の日」の実践が広がっている。
※福井淳(ふくい・じゅん)

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