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写真ニュース展開幕 《ニュースパーク》

 ニュースパーク(新聞博物館)の企画展「戦争と戦後の掲示板―昭和初期の『写真ニュース』コレクション」が3月29日、開幕した。大きくあしらった写真に数行の解説を付けた写真ニュース約200点を展示。同館が所蔵する昭和10~20年代の資料を中心に、視覚に訴える分かりやすいメディアとして社会に浸透していたことを伝える。

 写真ニュースは大正時代後半から昭和10年代にかけて新聞・通信各社が発刊したとみられている。百貨店や役所、学校などに貼り出された。

 展示は「戦争の時代」「暮らしと戦争」「戦後という時代」の3部構成。このうち「暮らしと戦争」コーナーでは、愛国歌を合唱する小学生の姿を報じた東京日日写真特報(1938[昭和13]年2月25日付)などを紹介。42(昭和17)年7月29日付の読売ニュースは、海水浴を楽しむ子供の写真に「夏に鍛へよ・未来の強兵」との見出しが並ぶ。戦争が市民の暮らしを変えたことや、報道が戦意高揚の一端を担っていたことを伝える。

 5月11日には「ビジュアル・メディア研究の立場から見た写真ニュース」と題した講演会を開く。講師は政治経済研究所の井上祐子主任研究員。

 企画展は6月30日まで。

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