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写真ニュース発達史を解説 ニュースパーク講演会

 ニュースパーク(新聞博物館)は5月11日、「ビジュアル・メディア研究の立場から見た写真ニュース」と題した講演会を開いた。政治経済研究所の井上祐子主任研究員が登壇。写真ニュースは人々の情報への欲求の高まりに合わせて発達したとし「歴史資料としての有用性も高い」と語った。

 井上氏によると、写真ニュースの特徴は「誰が、何をしたか」が明確に伝わり、新聞や雑誌より写真の迫力を生かせること。このため災害、戦争、スポーツなどを報じる上で重宝された。

 参加者からは戦争時の写真ニュースの功罪について質問が出た。井上氏は感情的な見出しや文章で戦意をあおった側面がある一方、「テレビもインターネットもない時代に、戦争の様子を伝えた意義もある」と述べた。

 講演会は企画展「戦争と戦後の掲示板――昭和初期の『写真ニュース』コレクション」に合わせて開いた。40人が参加した。

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