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《ローカルメディア展イベント》 横浜の魅力伝える方策披露 ニュースパーク

 ニュースパーク(新聞博物館)は12月22日、企画展「地域の編集――ローカルメディアのコミュニケーションデザイン」の閉幕イベントを開いた。横浜について取材してきたワークショップの参加者が、街の魅力を紹介するアイデアを発表した。横浜市野毛町の飲食店をおみくじで紹介するPR案などが披露された。

 ワークショップの参加者約30人が3班に分かれて案を練った。横浜の酒場文化を紹介する雑誌「はま太郎」の編集者、神奈川新聞の記者、情報サイト「ヨコハマ経済新聞」が各班に助言した。

 おみくじによるPRを考えた班は、偶発的な出合いを店に足を運ぶきっかけとすることを狙った。他の2班は横浜の歴史的建造物をカプセル玩具で紹介する案、SNSなどで人を集めて、高齢者や障害者らの観光を支援する案を発表した。

 ゲストの電通・北原利行メディアイノベーションラボ研究主幹は、ローカルメディアと比べると地方紙は読者との距離があると指摘。双方向性を高めることが「地方紙が生き残る道になる」と述べた。81人が発表と意見交換に耳を傾けた。

(2019年12月22日)

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