家で楽しく学べる遊び21種 すごろくで しんぶんのワッ！ 新聞協会
新聞協会はこのほど、新聞を使った21種類のゲームを盛り込んだ子供向けのすごろく「しんぶんの"ワッ！"」を作製した。新聞が「知育」に役立つことを子育て世代に訴求する。新型コロナウイルスの感染拡大で学校の休校が続く中、家庭学習での利用も呼び掛ける。
PRキャンペーン「新聞科学研究所」のウェブサイトで台紙、コマ、説明書などのデータを無料公開している。すごろくはボードゲームを使った教育支援を実践する大谷直史鳥取大准教授が監修した。
対象年齢は4歳以上。参加者は新聞記者として、動物に関するニュースを取材する。止まったコマによって、記事の形をしたカードが手に入る。
4か所ある「スクープチャンス！」のコマに止まったときは、他の参加者を交えて新聞を使ったゲームに挑む。勝敗などに応じてカードを増やせる。
ゲームは記事の見出しをつなぐしりとり、新聞紙を積み上げる高さ競争、見出しと写真を自由に組み合わせて新しいニュースに仕立てる遊びなど。情報探索力や思考力、創意工夫、発想力などを磨ける。
11月に神戸市で開く新聞週間イベントに向け、SNSなどで普及を目指す。問い合わせは企画開発担当（電話03・3591・4637）まで。
新聞科学研究所ウェブサイト・すごろく紹介ページはこちら。
（2020年5月12日）
