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<新聞配達に関するエッセーコンテスト>入賞作を発表

 新聞協会は9月30日、第28回新聞配達に関するエッセーコンテストの入賞作を発表しました。大学生・社会人部門の最優秀賞は木脇真由さん(19、年齢は10月1日時点・以下同、東京都小平市)の「エール」に贈ります。昨年のクリスマス、配達員への感謝の言葉とチョコレートをポストに貼り付けた木脇さん。今年の元日、「最良の年でありますように」と書かれた手紙とお守りが朝刊と共に届いたといいます。大学受験を控える中で「応援してくれる人がいる幸せを感じた」とつづりました。

 中学生・高校生部門の最優秀賞は焼山美羽さん(17、千葉県習志野市)の「思い出を胸に抱いて」。焼山さんは下校の途中で意識をなくして倒れ、配達員に助けられました。感謝の気持ちを伝えるメモと花をポストに貼ったと紹介。対面する機会を待たず、配達員は病気で亡くなりました。焼山さんは「親切を忘れない」と記しました。

 小学生部門の最優秀賞には、田崎香澄さん(12、宮崎県日之影町)の「ポストに優しさ届いた」を選びました。田崎さんは、80歳を過ぎても「読者に喜んでほしい」との思いで毎朝3時に起きて新聞を配る配達員への感謝の気持ちを書きました。

 このほか3部門で審査員特別賞と優秀賞を各1件、入選各7件を選びました。女優の菊川怜さんが特別審査員を務めました。応募総数は3879編でした。

 入賞作一覧はこちらでご覧いただけます。

(2021年9月30日)

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