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利用者の安心を確保 新聞・通信社の電子版など巡り情報取り扱い指針 新聞協会

 新聞協会は6月21日、新聞・通信社の電子版などを読者が利用する際の個人情報の取り扱いに関し、指針を制定しました。「読者や利用者の信頼を得た上で、報道機関としての責務を果たす」ことが目的だと説明。個人情報保護法や電気通信事業法など関連法令を順守した上で、利用者が安心してサービスを使えるようにするための七つの原則を設けました。

 利用者の位置情報やサイト上の行動履歴などを含む「アクセスデータ」について、自社で情報を取得する場合も「内容や目的を利用者に説明する」「適切に管理する」と明記しました。個人情報とアクセスデータを組み合わせて分析する際は、人種や信条などの「要配慮個人情報」を分析したり、第三者に情報が推知されたりしないよう注意することも表明しています。

 会員社向けサイトには具体的な運用などに関するQ&A形式の解説を載せています。

 指針の全文はこちらでご覧いただけます。

(2023年6月21日)

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