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記者が見た関東大震災 被災伝える紙面展示 8月26日から企画展 ニュースパーク

 関東大震災の発生から9月1日で100年となります。ニュースパーク(新聞博物館)は8月26日、これに合わせた企画展「そのとき新聞は、記者は、情報は―関東大震災100年」を始めます。当時の記者が取材した被災地の様子や新聞社の被災状況などを紙面や写真で振り返ります。「火山が噴火した」「朝鮮人が放火した」など、流言やデマを扱った記事も展示。災害時の不確かな情報への注意を呼び掛けた各紙の紙面も並べます。

 社屋が焼失するなど新聞発行が困難な状況でも情報を伝えた新聞社と記者の役割について、来館者に理解を深めてもらいます。①「震災発生 そのとき新聞社は、新聞は、記者は」②「震源地・神奈川、横浜はどのように伝えられたか」③「不確かな情報、流言・デマ、混乱」④「関東大震災前後の震災、新聞社の防災・減災の取り組み」の4部構成。展示総数は約190点。

 東京の新聞各社は地震直後、新聞発行が難しくなる中で記者を大阪の拠点に派遣しました。①はこうした記者が報じた被災の状況などを紹介します。大阪朝日新聞の号外(1923年9月4日付)は本社が全焼した東京朝日新聞の福馬謙造記者が大阪に向かう道中の様子をつづった手記を掲載。福馬記者は地震で鉄橋が落ちた川を泳いで渡った経験を伝えていました。

 ③は地震の原因や政治家の安否などに関し事実と異なる情報を伝えた紙面を取り上げます。熊本地震の際にSNSで拡散したデマを振り返る熊本日日新聞の記事(2016年12月20日付)も展示します。災害時の流言などにどう対処するかを来館者にも考えてもらう狙い。

 企画展は12月24日まで。

 企画展の概要はこちらでご覧いただけます。

(2023年8月22日)

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