新聞の価値訴求 連載企画を開始 新聞科学研究所
新聞協会は6月2日、PRサイト「新聞科学研究所」でSNSに頼った情報収集の盲点や、正確な情報を伝える新聞の価値を訴える連載を始めました。初回は山本龍彦慶大院教授と石浜友理読売新聞東京本社社会部記者が、アテンション・エコノミーと新聞の役割をテーマに対談した様子を採録しました。
対談で山本氏は、SNSが刺激的・過激な内容の情報を優先表示する構造を紹介。情報摂取を食事に例え、偏らずバランス良く取り入れる「情報的健康」の重要性を指摘しました。その習得に新聞を読むことが効果的だと述べました。
石浜氏は、新聞が情報の正確性や質を担保するため、取材や編集、確認の過程を設けていると説明した。これを受け山本氏は、報道の過程を公開することが人々の新聞に対する信頼の向上につながると説きました。
連載は今後、選挙情報を収集する際の留意点や、フェイクニュースに関する記事を公開する予定です。
連載はこちらからご覧いただけます。
(2025年6月2日)