1. トップページ
  2. 新聞協会ニュース
  3. 「お疲れさま」 各地に伝える 「新聞広告の日」記念式典 新聞広告大賞にアサヒビール

「お疲れさま」 各地に伝える 「新聞広告の日」記念式典 新聞広告大賞にアサヒビール

 第68回「新聞広告の日」記念式典が10月16日、東京都千代田区の帝国ホテルで開かれました。新聞広告大賞がアサヒビールの「47都道府県 おつかれ生新聞」に贈られました。同社は昨年12月、「アサヒ生ビール」を訴求するキャンペーンで、59種の広告を47都道府県計54紙で展開しました。古沢毅常務執行役員マーケティング本部長は「『お疲れさま』の気持ちを地域に寄り添い伝えることができた」と振り返りました。

 受賞活動は、地域の出来事を報じた同年を象徴する記事を掲載紙ごとに選び、「1年、おつかれ生です。」のコピーと併せて載せました。古沢氏は、全国各地への異なる広告出稿について「前例のない挑戦」だったと説明。「地域に愛着や誇りを持ってもらえるぬくもりのある紙面を目指した」と話しました。

 新聞協会の中村史郎会長(朝日)はあいさつで「新聞広告は全ての人に開かれた公共的な空間であり、メッセージを通じ人と社会、地域をつなぐ力がある」と強調。その上で、広告主企業に対し「デジタル媒体や映像、イベントとの相乗効果を含め、新聞社の手掛ける広告サービスの可能性に注目してほしい」と述べました。

 新聞広告賞を受賞した広告主、新聞社による報告会も実施した。受賞活動計11件の担当者が各企画の意図や概要を説明しました。

 新聞社や広告主企業、広告会社などから計448人が参加しました。

(2025年10月16日)

ページの先頭へ