子が週1で閲読が38.1% 販売委員会の無購読者モニター調査
新聞協会販売委員会は11月20日、無購読者対象のモニターキャンペーンに参加した家庭に対する調査結果をまとめました。子供が新聞を週1回以上読んだと答えた人は、前年度比4.0㌽増(以下同)の38.1%で過去最高でした。購読意向を示した人は2.3㌽増の25.4%。このうち講読理由を「子供の教育に役立つと思った」と答えた割合は0.8㌽増の36.7%で過去最高でした。
キャンペーンは、小中高校生の子を持つ30~40代の無購読者層に新聞が子供の学力向上に役立つことを理解してもらう狙いで行いました。7~8月に実施し、2747の家庭が参加しました。有効回答者数は2089人でした。
回答者の閲読頻度は「ほとんど毎日」と答えた人が36.0%(0.5㌽増)。子の閲読頻度を尋ねると、「ほとんど毎日」が7.2%で1.3㌽増えました。「読まなかった」は26.6%で3.9㌽減りました。
回答者に購読の意向を聞くと「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と答えた人は合わせて25.4%で2.3㌽増。「ほとんど毎日読んだ」と回答した753人でみると44.0%(4.8㌽増)が購読の意向を示しました。子供が「ほとんど毎日読んだ」という150人では57.3%(9.9㌽増)が購読の意向を持っていました。
購読の意向を示した531人に理由(複数回答)を尋ねると「子供の教育に役立つと思った」が最多。「記事の内容が読みやすい」(27.8%)、「読み続けたい記事があった」(13.4%)の順に多くの回答が寄せられました。
(2025年11月20日)



