2011年 8月号(No.721)
東日本大震災と報道(第3回)
東日本大震災と報道(第3回)
激動の原発事故報道──科学医療と政治の視点から
大牟田 透/林 尚行(朝日東京)
素直な疑問ぶつけていく──原発事故をどう報じるか
永井 理(東京)
地元の安全対策論議に応える──浜岡原発の全炉停止に関する報道
植松 恒裕(静岡)
食の安全・安心と報道の役割──風評被害にどう立ち向かうか
吉田 聡(日本農業)
「伝え続ける」放送の責任を自覚──JNNの震災報道
龍崎 孝(JNN三陸臨時支局)/西崎 裕文(TBSテレビ)
非常時こそ危機管理論じる好機──国民を守る権力とは何か
石井 聡(産経東京)
「称賛」と「批判」から考える──海外メディアはどう報じたか
渡辺 陽介(共同)
<インタビュー>
「怒り」とともに震災を伝える──ニューヨーク・タイムズの取材と報道
マーティン・ファクラー(ニューヨーク・タイムズ)
紙とペン、そして人──避難所に届けた壁新聞
武内 宏之(石巻日日新聞)
市民による震災報道プロジェクト──パブリック・アクセスの可能性示す
池田 佳代(OurPlanet-TV)
専門的な科学情報を国内外に発信──サイエンス・メディア・センターの取り組み
難波 美帆(早稲田大)
過度の「安心への誘導」に問題点──メディアの健康・食品リスク報道をどう見たか
津田 敏秀(岡山大)
描き出した「構図」に自負──ウィキリークスと向き合った米公電報道
喜田 尚(朝日東京)
選択と集中、読者重視が鍵──米国の新聞社を視察して
梶原 紀尚(産経大阪)
連載
〔わかりやすさを考える〕 (17)知的障害のある人と共に <バリアフリー新聞「ステージ」の巻>
岩本真紀子(全日本手をつなぐ育成会)
〔ザ・ショット〕 警戒区域の慰霊──復興風景の取材を誓う
白坂 俊和(福島民友)
〔わが支局 わが日々〕 (沖縄タイムス・八重山支局)新空港開港を前に
又吉 嘉例
〔地方紙社説・論説総覧〕地方からこの国の今を見る(2011年6月)
新聞協会審査室
〔特派員の日常から〕(台北)歴史をひもとき台湾と結ぶ──九州の視点を忘れず
佐伯 浩之(西日本)
〔前線記者〕 合理化がもたらした組織のひずみ──JR石勝線特急脱線事故を取材して
安房 翼/堂本 晴美(北海道)
〔ブックレビュー〕 〔新聞日誌〕(2011年6月)
随想
先輩の「形見」
伊藤 直人(新潟)
大震災後の懇話会
高木 忍(室蘭)
融合時代のマスメディア
飽戸 弘(放送倫理・番組向上機構)