2018年 10月号(No.807)
平成30年度新聞協会賞/西日本豪雨災害と地元紙/新聞の将来像を考えるⅡ
平成30年度新聞協会賞
新聞協会賞受賞者一覧
編集部門
財務省による公文書の改ざんをめぐる一連のスクープ
取材を尽くして得た確信
羽根 和人(朝日)
キャンペーン報道「旧優生保護法を問う」
未来のまなざし想像して
遠藤 大志(毎日)
連載企画「止まった刻(とき) 検証・大川小事故」
悲劇を繰り返さないために
冨樫 茂(河北)
技術部門
~読者と新聞社 リアルタイムでつなぐ~編集部門向けデジタル指標分析ツール「Hotaru」の開発
デジタル改革を牽引
今垣 真人、野口みな子(朝日)
経営・業務部門
「いのちと地域を守る」震災伝承・防災啓発プロジェクト~地方紙連携・地域協働による責務の共有と発信の強化
備え広める「働き掛け」の輪
武田 真一(河北)
業務改革、AIと向き合う 記事自動要約への挑戦
業務改革にナレッジの視点
古田 俊一(信濃毎日)
新聞協会賞選考経過
選考を終えて
井口 文彦(新聞協会賞「編集部門」選考分科会委員長/産経)
矢木 正哉(新聞協会賞「技術部門」選考分科会委員長/日経)
山口 寿一(新聞協会賞「経営・業務部門」選考分科会委員長/読売)
〔新聞協会賞応募作品一覧〕
第38回新聞広告賞受賞作品
西日本豪雨災害と地元紙
崩れた「晴れの国」の安全神話──今こそ「地域とともに」胸に刻んで
板谷 武(山陽)
「命を守る」に込めた決意──課題洗い出し総力で息の長い防災報道を
岡田 浩一(中国)
大氾濫、土砂崩れが取材・配達網を寸断──ライフライン情報を迅速に届ける
二宮京太郎、加藤 太啓、奥村 健(愛媛)
新聞の将来像を考えるⅡ
建前を確立し貫き通せ──ネット時代に新聞は何をめざすべきか
野口悠紀雄(早大)
読まれなければ意味がない──これからの紙面デザインを探る
北原 利行(電通)、秀野 太俊(愛媛)
コンピュータ・サイエンスを必修とする若者が捉えた日本の新聞──慶應SFC講座「2050年のメディア」から
下山 進(文藝春秋)
連 載
〔困ったことば〕 逆接の「も」──どこまで認める?
島津 暢之(読売)
〔世界メディア事情・中国〕 労働争議と報道の沈黙──ジャーナリズムの将来に暗い影
浦松 丈二(毎日)
〔わが支局 わが日々〕 妖怪人気で観光活性化
井上 昌之(新日本海・境港支社)
〔ザ・ショット〕 霊峰頂、黄金色の雲海──直感で標準レンズを選択
二神 亨(静岡)
〔前線記者〕 市民感覚と法の隔たりを実感──福井「子犬工場」問題を取材して
近藤 洋平(福井)
〔メディアスコープ〕 深刻な被害浮き彫りに──セクハラアンケートの結果まとまる
編集部
随想
東京五輪、勝利の女神は
三井 雅博(山梨日日)
西郷批判
藤田 一知(南日本)
写真界の歩みと将来
松本 徳彦(日本写真家協会)
ブックレビュー
欧米メディア動向(2018年7~8月)
新聞日誌(2018年8月)
※連載「〝先生〟体験から考える」、「特派員の日常から」は休載しました。
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