2019年 5月号(No.814)
沖縄県民投票が投げ掛けたもの
沖縄県民投票が投げ掛けたもの
読者に考えてもらう紙面作り──賛否双方の主張を丁寧に取り上げる
松堂 秀樹(琉球)
分断を乗り越えようとする若者──「みんなで議論して決める」意識した報道
鈴木 実(沖タイ)
本土が受け止めるべき重い民意──知恵を絞って無力感に打ち勝つ
伊東 聖(朝日)
議論する機会となりえたか──とらわれ過ぎた「実現するか否か」
新里 啓一(琉球放送)
次の段階に進む重要な契機に──情報のフローなくば住民投票に意義なし
西尾 隆(国際基督教大)
「島全体で答えを」の潮流生む──石垣市の住民投票を巡って
比嘉 盛友(八重山毎日)
希望的観測と現実の乖離を探る──地元紙から見た北方領土交渉
小林 宏彰(北海道)
動画への注力で広告収入を確保──米国研修で見たデジタル時代の新聞社像
勅使河原 奨治(河北)
家庭通信社52年の存在と役割──日本の〝暮らし〟の変遷映す家庭欄
関根 由子(元家庭通信社)
情報と新聞 多面的に伝える──新聞博物館が歴史展示を拡充
新聞協会 博物館事業部
9割以上が新聞発の情報に接触──「2018年新聞オーディエンス調査」から
新聞協会 広告部
連 載
〔ザ・ショット〕 変装しても隠せない眼光──大型脚立と超望遠レンズを駆使
手塚耕一郎(毎日)
〔世界メディア事情・米国〕 リストラ進むメディア──デジタル購読が新たな収入源に
津山 恵子(在米ジャーナリスト)
〔わが支局 わが日々〕 レトロな街並み守る
杉山 諭(静岡・下田支局)
〔前線記者〕 誰が子どもを救うのか──野田市小4女児虐待事件を取材して
花村 愛弓(千葉)
〔特派員の日常から〕 レッサ氏逮捕でメディアに圧力──フィリピン・ドゥテルテ大統領の強権政治
遠藤 淳(日経・マニラ支局)
〔〝先生〟体験から考える〕 郷土愛醸成と学力向上目指す──出前授業講師からの報告書を全記者で共有
保科 裕之(山形)
〔メディアスコープ〕 NHKの肥大化に懸念──ネット常時配信を含む法改正案が国会提出
編集部
広がる取材制限の網──ドローン飛行禁止法案が衆院を通過
編集部
随想
「観光公害」をたどる
大西 祐資(京都)
紙と電子のはざまで
久武 靖彦(高知)
カメラ
坂本 隆(日本雑誌協会)
ブックレビュー
新聞日誌(2019年3月)
定価800円(税・送料別)