2025年 5月号(No.874)
「食」の現場を見つめて/ウクライナ侵攻開始から3年を経て/国際女性デー50年──ジェンダーとメディア
「食」の現場を見つめて
揺らぐ主食・コメの未来──持続可能な消費・生産・流通に向けて
中島 剛(河北)
海と魚が映し出す私たちの営み──自然の恵みを残すために
井川 恭一(新潟)
酪農危機を読み解く──生産者の現状取材し探る持続可能性
徳永 仁(北海道)
地域色豊かな食文化を後世に──ユネスコ創造都市・鶴岡の事例から
笹原 健一(山形)
青森産リンゴの海外進出を追う──農産品輸出に横たわる課題
永野 悠太(東奥)
日本農政の転換と報道の課題──食料安全保障と生産者・消費者のギャップ
岡田 健治(日本農業)
ウクライナ侵攻開始から3年を経て
記者が現地から報じ続ける意義──市民の視点で今を伝え記録する
倉茂由美子(読売)
侵略の行方と揺らぐ国際秩序──荒波の中で確固たる戦略を
田中 孝幸(日経)
ロシア寄りの立場強める米政権──「トランプ停戦」不調の背景
東野 篤子(筑波大)
国際女性デー50年──ジェンダーとメディア
報道と担い手の平等を目指して──ジェンダー平等宣言から5年の現在地
井原 圭子(朝日)
平等を牽引する役割を期待──社会課題を伝え進むべき方向を示す
四方 由美(宮崎公立大)
大崎事件が問う刑事司法のあり方──浮き彫りになった再審制度の課題
山下 翔吾(南日本)
独仏での極右台頭の背景を探る──公共圏理論からみたメディア不信
本間 圭一(東洋大)
大船渡を襲った山林火災と地元紙──再度始まる復興への道のり
及川 純一(岩手日報)
【経営リポート】"見たくなる"広告の探求──「日経ブランドドキュメント」始動
吉野 蔵一(日経)
連 載
〔ザ・ショット〕「要塞化」する馬毛島──複眼的な視点で捉えた全景とマゲシカ
中村 太一(西日本)
〔前線記者〕選挙の在り方が問われる時代に葛藤──あわや「2馬力」の千葉県知事選を取材して
島津 太彦(千葉)
〔世界メディア事情・米国〕メディアを標的にしたトランプ氏──強まる圧力に対応問われるジャーナリズム
津山 恵子(在米ジャーナリスト)
〔支局の日々から〕瀬戸際の有田焼産業
青木 宏文(佐賀・伊万里・有田支局)
随想
おいしいパンを
石川 浩之(高知)
カープ初優勝50年の春
山中 和久(中国)
私的週刊誌雑感
鈴木 宣幸(日本雑誌協会)
ブックレビュー
新聞日誌(2025年3月)
ISSN 0288-0652
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定価880円(本体800円+税)