2025年 6月号(No.875)
平成の大合併は何をもたらしたか/混迷深める中東情勢を伝える
平成の大合併は何をもたらしたか
持続可能な地域の在り方考える──人口減少進んだ20年を検証
尾添 大介(山陰中央)
加速する地域間の不均衡──財政基盤強化や産業再興で活性化はならず
飯尾 聖(愛媛)
合併が生んだひずみの検証を──地域のリアリティーに目を向けて
丸山 真央(大阪大)
崖っぷちの地域コミュニティー──転換求められる自治会・町内会
水津 陽子(フォーティR&C)
混迷深める中東情勢を伝える
ガザ報道支える現地通信員──"封鎖された"戦地取材の現状
平野 雄吾(共同)
衛星データでガザの実情を報じる──テクノロジーで探る戦禍の実態
横山 寛生/麻生 重樹(NHK)
〔2024年度メディア関係判例回顧〕
メディアとネットが交錯する訴訟──ジェンダー問題に関わる裁判も
成原 慧(九州大)
情プラ法は情報空間を変えるのか──制定の意義と残された課題
森 亮二(弁護士)
告発文書問題巡り混乱続く兵庫県──「ファクトチェック」形式の記事に着手
永田 憲亮(神戸)
フジテレビ問題の本質と今後──「ビジネスと人権」の視点から読み解く
蔵元 左近(弁護士)
世界経済秩序の危機に向き合う──トランプ関税の動き記録し進むべき道探る
三好 益史(読売)
新幹線が変えた北陸を見つめて──地域の10年間とこれからを伝える
中平 雄大(中日北陸)
【経営リポート】「地方の魅力」見直す機会に──「矢口高雄マンガ文化賞」創設
渡辺 歩(秋田魁)
連 載
〔ザ・ショット〕富士を背に輝く工場夜景──ありのままで撮る難しさ
宮崎 隆男(静岡)
〔世界メディア事情・ミャンマー〕戦闘続く国を襲った大地震──軍政と抵抗勢力の情報のはざまで
渡辺 禎央(日経)
〔前線記者〕広域連携で若手・中堅鍛える──長崎県壱岐沖の民間医療用ヘリ事故を取材して
中野 雄策(西日本)
〔支局の日々から〕「サケのまち」黄信号
小野寺晋平(茨城・筑西支社)
随想
地産地消の音楽祭
月舘 慎司(東奥)
戦争孤児の苦難
小市 昭夫(信濃毎日)
読者の声
深田 巧(新日本海)
ブックレビュー
新聞日誌(2025年4月)
ISSN 0288-0652
購入のお問い合わせは下記リンク先、またはお近くの書店へ
定価880円(本体800円+税)