2025年 7月号(No.876)
記者と読者の接点をつくる/子どもの表現力とメディア/昭和100年を見続けてきた新聞メディア
記者と読者の接点をつくる
読者を価値創造のパートナーに──コミュニケーションの先にある希望を模索
野瀬 輝彦(朝日)
顔が見える関係性の強化目指して──記者の魅力を読者に伝える
酒井 和人(中日)
「どローカル」で行こう──記者イベントと地域密着メディアの役割
宮口江梨子(北海道)
言葉への関心がつなぐ輪育てる──社会への発信で広がる校閲の可能性
大木 達也(毎日)
独自性高く多面的な情報の発信を──求められる読者とのエンゲージメント構築
長谷川 想/小安 雄一(電通)
子どもの表現力とメディア
記事を授業で活用し要約力育む──社会力を高めコミュニケーションの結界破る
齋藤 孝(明治大)
深刻化する子どもの心の危機──乗り越えるために新聞の果たす役割を考える
新井 肇(関西外国語大)
「紙と鉛筆」の学びに再び光を──広がる「書きトレ!」の輪に込めた思い
宮下雅太郎(西日本)
昭和100年を見続けてきた新聞メディア
歴史の縦軸と家族の横軸が紡ぐ物語──なぜ12歳の目線なのか
皆川 豪志(産経)
熊本から1世紀を振り返る──歴史に学び未来を考える
藤本 英行(熊本日日)
「正義」を検証し続ける──新聞100年の歴史と責務
井上 亮(ジャーナリスト)
トランプ時代に苦悩するメディア──健全な世論探る報道に活路を
杉田 弘毅(ジャーナリスト/明治大)
チベットの人権は改善しているか──中国と亡命政府でかみ合わぬ論点
榊原 俊介(時事)
失敗前提に終わりなき安全投資を──20年経た福知山線脱線事故の記憶を未来へ
井口 馨(読売)
アーカイブの活用で戦争を継承──企画展「報道写真を読む」の展示から
中島みゆき(毎日)
連 載
〔ザ・ショット〕散居村の朝焼け──「二度と撮れない」瞬間収める
熊谷 浩二(北日本)
〔前線記者〕沖縄戦の実相を伝える必要性実感──西田氏の「ひめゆりの塔」を巡る発言を取材して
嶋岡すみれ(琉球)
〔世界メディア事情・英国〕米投資会社がテレグラフ紙買収へ──政界巻き込んだ2年間の交渉劇に幕
小林 恭子(在英ジャーナリスト)
〔支局の日々から〕史都と伴走
浦 響子(河北・多賀城支局)
随想
スズメとAI
有田 司(共同)
コウノトリの光と影
宗像 信如(下野)
大自然の恵み
道下 恵次(十勝毎日)
ブックレビュー
新聞日誌(2025年5月)
ISSN 0288-0652
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