2025年 8-9月号(No.877)
SNS時代に感情と向き合う/地域スポーツ報道と地方創生
SNS時代に感情と向き合う
「エモさ」と理性のはざまで──感情の渦巻く社会における報道の在り方とは
津田正太郎(慶応大)
読者の感情に訴える記事の現在地──共感と課題解決の先に
牧野 宏美(毎日)
意志と知恵持ち寄り支える公共圏──公論と私的自由のせめぎあいの中で
志田 陽子(武蔵野美術大)
複層的な見方で考える材料を提供──1周回った新たな新聞の価値
工藤 隆治(朝日)
あいまい情報への耐性こそ必要──快・不快が基準の社会で求められる能力とは
佐藤 卓己(上智大)
地域スポーツ報道と地方創生
希望与えるプロ球団を報じ続けて──地域と同化し感情に訴えかける記事で伝える
中橋 一誠(中国)
常に最も多くの情報伝える媒体に──地域盛り上げるプロチームの活躍を報じて
湯田 大士(下野)
地方のプロチームが切り開く未来──スポーツ王国静岡の挑戦
寺田 拓馬(静岡)
地元に密着した取材力生かして──地域ニーズに応え変化に対応した報道を
高橋 義雄(早稲田大)
AI新法制定の経緯と課題──権利侵害の懸念払拭に向け問われる実効性
湯淺 墾道(明治大)
原爆繰り返させない決意を発信──報道5社主催の写真・映像展で被爆の実態継承
金崎 由美(中国)
大統領選から見る今後の日韓関係──本音が見えにくい李在明氏とどう付き合うか
藤田 哲哉(日経)
小泉農水相のコメ政策を報じて──選挙控え偏らない情報を多角的に発信
小川真由美(産経)
【経営リポート】生成AIで新潟の可能性無限大に──第1弾は記事データ生かした独自サービス
鶴間 尚(新潟/新潟日報生成AI研究所)
連 載
〔ザ・ショット〕「復活」目指す雷の鳥──象徴的「飛来雌」とふるさと写す
河西 宏樹(信濃毎日)
〔前線記者〕都民目線で追った裏金問題──自民大敗の東京都議選を取材して
原田 遼(東京)
〔世界メディア事情・米国〕政権とメディアが訴訟合戦で対立──裁判で圧力強めるトランプ氏
津山 恵子(在米ジャーナリスト)
〔支局の日々から〕F1開催地の魅力
蔵城 洋子(伊勢・北勢支社)
随想
10年ぶりの残念な注目
小森 準平(神戸)
戦意高揚語を拾う
小那覇安剛(琉球)
物語のある男
玉木 雅治(元報知)
ブックレビュー
新聞日誌(2025年6月)
ISSN 0288-0652
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定価880円(本体800円+税)