2018年「地域貢献賞」

札幌市の道新ながさわ・長澤茂嗣所長は２００１年から、地域のコミュニティーづくりを目指し、文化教室や奉仕活動、イベント、バスツアーなどの活動を展開している。販売所内に併設するコミュニティーホール「ＤＯＩＮＧ」を地域住民に開放し、サークルや町内会、ＰＴＡなどに利用されている。

ホールで開催する英会話やフラダンスなどの教室に、１８年間で延べ５２万人が参加した。ＤＯＩＮＧは北海道新聞の「ＤＯ」と現在進行形を表す「ＩＮＧ」から成る造語で、新しい何かを生み出したいとの思いを込めている。

高齢者世帯向けに、家事の有料サービスを実施している。また、母親同士の情報交換や絵本の読み聞かせなどの「子育て支援サロン」や、サマーキャンプ、工場見学を開催する「ＤＯＩＮＧキッズクラブ」など子育て支援にも力を入れている。