2018年「地域貢献賞」

広島県安芸高田市の中国新聞小田販売所・関川祐治所長は、１９９３年から妻の章子さんとともに生け花やフラワーアレンジメント教室を開催している。教室は、日本フラワーデザイナー協会の本部講師の資格を持つ章子さんが講師を務めている。当初の地元中心の開催から、教室は口コミで広がり、現在は福山市や広島市などへ広がっている。

１５年前からは、老人ホームでの開催をきっかけに障害者への指導にも当たっている。市内外の社会福祉協議会や特別支援学級を持つ学校などからの要請が増え、今では年１０回程度開催している。関川所長は、花の買い付けや輸送に加えて、障害のある参加者の介添えなど教室開催を支援している。２０１３年には障害者福祉への貢献が認められ、安芸高田市福祉協議会から表彰されたほか、地元中学校の特別支援学級の生徒から礼状が届けられている。