2018年「地域貢献賞」

地域の良さを次世代に 農業体験の場を提供

愛媛新聞エリアサービス奥道後 所長 宮本 民夫

  • 実施期間:2006年~
  • 実施地域:松山市湯山地区
  • 活動概要:

松山市の愛媛新聞エリアサービス奥道後・宮本民夫所長は2006年から、過疎化が進む地域の景観と文化を守る活動に取り組んでいる。公民館や小学校の行事に、所有する水田や竹林、作物を提供し、地域の素晴らしさを次世代に伝えている。

小学生と保護者約200人を対象にした田植え・稲刈り体験会、タケノコ掘りなどのイベントに自身の水田や竹林を無償で提供、水田の草引きや水管理も宮本所長が一手に引き受ける。子供たちに自然に触れてもらい、地元の素晴らしさを伝える活動は、地域コミュニティーの活性化に貢献するとともに、親子のコミュニケーション創出の場にもなっている。また、地元消防団の活動に長年携わり、市内唯一の「開腹式アーチ橋」周辺の景観整備を10年以上続けるなど、地域に根差した活動を続けている。

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