2019年「地域貢献賞」

岩手県岩手町の岩手日報いわて沼宮内販売センターの久保憲昭所長は２００１年から、町の敬老会や子ども会などで手品を披露するボランティア活動を続けている。１８年までに手品を披露した回数は６０回以上、人数は老若男女合わせて２５００人を超えた。

久保所長は「手品を通して高齢者の生きがいをつくりたい」「子どもたちを笑顔にして感動を届けたい」思いで活動を続けている。参加した高齢者から「毎年楽しみにしている。来年も元気に見るために長生きしたい」と喜ばれている。また、子ども会の保護者から「子どもたちがみんな笑顔になる。これからも続けてほしい」と励ましの言葉を受けるなどしている。

趣味で始めた手品だったが、敬老会からの要望で披露したのをきっかけに、今では町外のイベントにも出演するようになった。町民には「手品をする新聞店の所長さん」として親しまれている。