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聞配達に関するエッセーコンテスト 入選作(2017年) 聞配達に関するエッセーコンテスト 入選作(2017
年)

日本の新聞の発行部数は4428万部。その95%が、32万人の販売所スタッフによって毎日、戸別配達されています。

新聞協会販売委員会は日本大学芸術学部の全面的な協力を得て、新聞配達のショートムービー「いつでも どこでも」を製作しました。映像は、地震が発生した日もいつもと変わらず朝刊を届ける新聞配達員らの姿を描いています。2016年度の「第23回新聞配達に関するエッセーコンテスト」大学生・社会人部門の最優秀賞作品を基に製作し、昨年に続き第2弾の作品です。

毎日決まった時間に届き、人と人をつなぐ新聞。そこには販売所スタッフの情熱と誇りが込められています。ぜひご覧いただき、日本の戸別配達制度にご理解をいただければ幸いです。

※映像は震災の様子を再現した場面も出てきます。

制作/日本大学芸術学部・宮澤誠一教授 監督/同映画学科・清水和貴准教授 撮影/同・増田治宏准教授

出演/八城嵩司(俳優)、須田邦裕(同)、駒木根隆介(同)、富田早紀(日本大学芸術学部映画学科演技コース)

撮影協力/ASA小竹向原

新聞配達や新聞販売所に関するちょっといい話や心温まるエピソードなどをエッセーの形でお寄せいただく「新聞配達に関するエッセーコンテスト」は、今年で24回目の実施となりました。「大学生・社会人」「中学生・高校生」「小学生」の三つの部門に分けて募集した結果、はがき、封書、電子メール、ファクスにより、海外からも含めて3541編の応募がありました。多数のご応募をいただき、ありがとうございました。

新聞協会販売委員会による選考には、特別審査員としてタレントの春香クリスティーンさんにも加わっていただき、最優秀賞、春香さんが選んだ審査員特別賞、優秀賞、入選の全30編を決定しました。(2017.9.29)

総評 総評

昨年に続き特別審査員を務めさせていただきました。
たくさんのエッセーを読ませていただく中で、年齢や住んでいる地域によって新聞配達の意味合いが違うことに気付かされました。緊急時には新聞配達が心の支えになったり、何でもない日には平和な一日が始まる合図になったり、小さな子には勇気をくれる存在になったりもするんですね。新聞配達が生活の中に深く根付いていることをあらためて感じました。
そして多くの作品に共通するのが配達員さんの「笑顔」ですね。いつも本当にありがとうございます。

特別審査員 春香クリスティーン(タレント)
1992年スイス生まれ。日本人の父とスイス人の母の家庭に育ち、日本語、ドイツ語、英語、フランス語が堪能。
テレビのバラエティー番組をはじめ、政治に詳しいことから討論番組や報道番組でも活躍中。

最優秀賞 最優秀賞

大学生・社会人部門

見ていてくれた人
青山 未花子(24歳)
新潟市東区

中学生・高校生部門

心のエネルギー
栁谷 杏那(13歳)
青森県八戸市

小学生部門

日本一の新聞屋さん
糸原 愛理(12歳)
広島県庄原市

審査員特別賞 審査員特別賞

大学生・社会人部門

「 心優しい大うそつき 」
村田 友高(41歳)
埼玉県蕨市

コメント コメント

こんなに優しいうそがあるなんて! A君の自作の号外は男の子をきっと笑顔にしたことだろうと、ほほ笑ましく読ませていただきました。

中学生・高校生部門

「 父のあたたかみ 」
中山 晶(17歳)
石川県津幡町

コメント コメント

小さい頃は忙しいお父さんの仕事が嫌いだった娘さんが大きくなり、父の仕事を知り、父の優しさを知り、父の仕事に誇りを持てる素敵な少女に成長した素敵なエピソードでした。

小学生部門

「 みちの音 」
清水 煌生(8歳)
福井県坂井市

コメント コメント

新聞配達は、新聞そのものだけじゃなくて、地域の安心も届けてくれるんだと、気付いた自らの体験を書いた文章が心に残りました。夜中怖いときには、このエピソードを思い出したいなと思いました。

優秀賞 優秀賞

大学生・社会人部門

「 夜明け前の配達員さん、ありがとう 」
河本 久美子(66歳)
神戸市北区

中学生・高校生部門

「 僕は書いて、彼は届ける 」
遠田 剛志(14歳)
東京都新宿区

小学生部門

「 いつもありがとう 」
富永 梨緒(11歳)
千葉県八千代市

入選 入選

大学生・社会人部門

「 鉢植えの水やり 」
石井 泰子(72歳)
東京都大田区
「 頼れる先輩 」
片田 薫(37歳)
さいたま市南区
「 父の音 」
神野 榮美(61歳)
大阪府松原市
「 20年以上、気になっていること 」
久保 光余(63歳)
兵庫県川西市
「 午後4時のヒーロー 」
渋谷 真希(58歳)
札幌市白石区
「 おいしい新聞 」
外山 乃梨子(32歳)
さいたま市見沼区
「 万年筆 」
西村 英紀(35歳)
福岡県宮若市

中学生・高校生部門

「 希望を与える職 」
柏崎 友祐(16歳)
青森県おいらせ町
「 配達の人に感謝 」
坂爪 莉子(17歳)
横浜市磯子区
「 祖母からのプレゼント 」
鮫島 舞雪(15歳)
鹿児島県南さつま市
「 ヒーロー 」
嶋 あずみ(13歳)
東京都板橋区
「 一日の境界線 」
下浦 晴香(18歳)
京都市左京区
「 嫌いから好きへ、尊敬に 」
中村 美鈴(13歳)
神奈川県逗子市
「 誰かのために 」
我妻 あみ(17歳)
宮城県美里町

小学生部門

「 大切なこと 」
石野 美宙(12歳)
東京都練馬区
「 ぼくのしんぶん 」
金田 未來(7歳)
仙台市青葉区
「 地域の見回り 」
島田 怜央(12歳)
長野県下諏訪町
「 なんどたおれても 」
図司 実早紀(8歳)
愛知県小牧市
「 手元に届いてこそ 」
福田 映月(11歳)
奈良県生駒市
「 笑顔を届ける人 」
逸見 優翔(11歳)
鳥取市吉方町
「 じぃじおはよう。おかえりなさい 」
山根 一輝(10歳)
仙台市太白区

(敬称略)

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入賞された30編のエッセーを集めた作品集「ふれあいの詩」をプレゼントいたします。
ご希望の方は下記までお申し込みください。

〒100-8543 (住所不要)
日本新聞協会 経営業務部業務担当「ふれあいの詩」係

電話:03-3591-4405
ファクス:03-3591-6149
メール:essay@pressnet.jp

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