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聞配達に関するエッセーコンテスト 入選作(2018年) 聞配達に関するエッセーコンテスト 入選作(2018年)

新聞配達や新聞販売所に関するちょっといい話や心温まるエピソードなどをエッセーの形でお寄せいただく「新聞配達に関するエッセーコンテスト」は、今年で25回目を迎えました。「大学生・社会人」「中学生・高校生」「小学生」の三つの部門に分けて募集した結果、はがき、封書、電子メール、ファクスにより、海外からも含めて3432編の応募がありました。多数のご応募をいただき、ありがとうございました。

選考には特別審査員として明治大学教授の斎藤孝さんにも加わっていただき、最優秀賞、斎藤さんが選んだ審査員特別賞、優秀賞、入選の全30編を決定しました。(2018.10.1 )

総評 総評

今回たくさんのエッセーを読ませていただき、新聞には「書く人」と「読む人」の間に「届ける人」がいることにあらためて気付かされました。
私たちには恵まれた戸別配達制度があります。当たり前過ぎて価値に気付いていないかもしれませんが、日本中どこに住んでいても毎日、新聞が家に届くというのはすごいこと。若い人たちにもぜひ、人が届ける新聞の良さをもっと知ってもらいたいですね。
配達員さん、毎日本当にありがとうございます。そしてこれからも末永くよろしくお願いします!

特別審査員 齋藤孝さん(明治大学文学部教授)
1960年静岡生まれ。東京大学法学部卒。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現職。
専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。著者に『新聞力』『新聞で学力を伸ばす』『新しい学力』等多数。

最優秀賞 最優秀賞

大学生・社会人部門

 小さな涙
後藤 志津恵(45歳)
静岡県焼津市

中学生・高校生部門

 病室まで届く新聞
大本 泉(17歳)
徳島県阿波市

小学生部門

 広がるぼくの世界
清武 琳(9歳)
福岡県粕屋町

審査員特別賞 審査員特別賞

大学生・社会人部門

 二人で仲良く半分こ
中尾 友紀(33歳)
那覇市

コメント コメント

頑張るお母さんが少しでも楽になるように。そんな作者の母親を思いやる気持ちに胸をうたれました。

中学生・高校生部門

 今日も届ける
佐藤 秀哉(18歳)
群馬県桐生市

コメント コメント

作者の仕事に対する責任と喜び、そして将来に夢を持っている姿がまぶしい作品でした。

小学生部門

 読んでくれる人がいるから
山田 直子(12歳)
大阪府枚方市

コメント コメント

けがをしてもなお笑顔の祖父の姿から大切なことを学んだ作者の成長を感じました。

優秀賞 優秀賞

大学生・社会人部門

 あの日の新聞
藤原 知子(42歳)
神戸市

中学生・高校生部門

 配達の絆
西大條 利成(17歳)
仙台市

小学生部門

 プレゼント
清水 煌生(9歳)
福井県坂井市

入選 入選

大学生・社会人部門

 娘の日課
内 徳茂江(42歳)
愛知県安城市
 規則的な一瞬
梅田 洋子(50歳)
福岡県北九州市
 雨でぬれた新聞に感謝
儀間 眞一(68歳)
山口県周南市
 言えなかったありがとう
児島 明美(59歳)
大阪府枚方市
 新聞配達に支えられた就活
萬代 早紀(27歳)
東京都練馬区
 新聞奨学生制度に感謝
森 信吉(63歳)
広島市
 真心を込めて
谷澤 ゆかり(26歳)
神奈川県川崎市

中学生・高校生部門

 地域の輪を広げるキーマン
石川 舞(17歳)
沖縄県宜野湾市
 私の誇り
大島 愛美(14歳)
名古屋市
 プロフェッショナル
上坂 大空(14歳)
富山県高岡市
 決まった時間に届く幸せ
齋藤 健人(17歳)
千葉市
 祖母と新聞
齋藤 茉白(16歳)
徳島市
 配達は人助け
鈴木 愛(14歳)
仙台市
 家族で離島へ新聞配達
南風原 光明(15歳)
大阪府交野市

小学生部門

 感謝の気持ちを伝えたい
伊藤 丈琉(9歳)
宮崎県延岡市
 おやすみにしていいよ
金田 翼(6歳)
仙台市
 雨の日も心は晴天
国重 千桜(9歳)
大阪府枚方市
 おじいちゃんは新聞配達のプロ
齋藤 千愛莉(11歳)
秋田県にかほ市
 まいにちのたのしみ
下川 慶大(6歳)
神戸市
 10枚の記念写真
松田 大地(9歳)
徳島県阿南市
 新聞配達を続ける理由
森本 結心(9歳)
高知県香美市

(敬称略)

作品集プレゼント

入賞された30編のエッセーを集めた作品集「ふれあいの詩」をプレゼントいたします。
ご希望の方は下記までお申し込みください。

〒100-8543 (住所不要)
日本新聞協会 「ふれあいの詩」係

電話:03-3591-4405
ファクス:03-3591-6149
メール:essay@pressnet.jp

聞配達に関するエッセーコンテスト 入選作(2018年)聞配達に関するエッセーコンテスト 入選作(2018
年)

日本新聞協会は、「第24回新聞配達に関するエッセーコンテスト」大学生・社会人部門の最優秀賞を基に、ショートムービー「見ていてくれる人がいる~ある新聞奨学生の思い」を製作しました。同コンテストを基にした映像は3作目です。
基になったエッセー1作目2作目はこちらから。

映像は、働きながら学ぶ新聞奨学生と読者のふれあいを描いています。
将来のある若い世代のため、奨学金や給与、宿舎などを提供する新聞奨学生制度を設け、支援している社もあります。今も多くの学生が新聞奨学生として、新聞販売所で配達などの仕事をしながら、将来の夢に向かって大学や短大、専修・各種学校などで学んでいます。動画に登場する学生もその1人です。

日本では毎日、4213万部の新聞が発行され、その95%が全国30万人の新聞販売所スタッフの手によって戸別配達されています。

毎日決まった時間に届き、人と人をつなぐ新聞。そこには販売所スタッフの情熱と誇りが込められています。

制作/日本大学芸術学部・宮澤誠一教授、清水和貴准教授 撮影/同・増田治宏教授 録音/同・上倉泉教授

出演/新聞奨学生・安積澪さん(女優)、マンション管理人・大谷尚子さん(同学部映画学科教授)、新聞販売所所長・秋月慶輝さん(ASA東武練馬所長)

撮影協力/ASA東武練馬
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